こんにちは、シロロです。
子育ての情報って、本当にたくさんありますよね。
SNSでも、テレビでも、育児書でも、“こうした方がいい” があふれています。
でも、情報を追えば追うほど、
「うちの子には合っているのかな…?」
「ちゃんとできているのかな…?」
と不安になることも、きっとあると思います。
子どもはひとりひとり、育ち方も感じ方も違います。
だから、大切なのは「正しい情報」よりも、目の前にいる“うちの子”そのもの。
子どもの行動には、ちゃんと理由があります。
その理由に気づけたとき、子どもの見え方も、声のかけ方も、毎日がすこし優しく変わっていきます。
この記事では、
迷ったときに立ち返る“子どもとの基本の3つの関わり” をお伝えします。
特別なことじゃなくていい。
今日の中でできる、小さなやりとりが子どもの心を育てます。
焦らなくて大丈夫。
大切なのは、今ここにいる“うちの子”から始めること。
1. 情報があふれる時代に、なぜ迷いが生まれるのか
子育ての情報は、今とても簡単に手に入ります。
SNS、育児本、専門家の意見、保護者同士の会話…。
それぞれが「良かれと思って」伝えているものですが、
内容が違ったり、正反対のこともありますよね。
その結果、
- どれを信じたらいいの?
- なんでうちの子は他の子と違うの?
- 私の育て方、これで合ってる?
と、大人の心が揺れやすくなるのです。
でも、子どもは比較して育つわけではありません。
大切なのは「うちの子を知ること」。
ここが、迷いから抜ける一番の鍵になります。
2. 子どもは「自分だけの育ち方」をしている
同じ年齢でも、できること・感じ方・表現のしかたは違います。
それは、その子が生きてきた時間と経験が違うから。
子どもはいつも「自分なりの理由」があって行動しています。
泣くことにも
甘えることにも
イヤと言うことにも
すべて、その子なりの意味があります。
だから本当は、
「どうするべきか」ではなく
「どう見えるか」を知ることが大切なんです。
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3. 迷ったときに戻る“毎日の中の3つの関わり”
ここからは、
特別な準備も、教材もいらない 毎日の中でできる関わり です。
① 子どもが話してきたら、手を止めて聞く
ほんの数秒で大丈夫です。
「そっか、教えてくれたんだね」と、
気持ちを受け止めることが子どもの安心につながります。
子どもは「聞いてもらえた」と感じると、
自分を大切にしてもらえていると感じます。
それが 自己肯定感 の土台です。
② 休みの日だけでもいいから、一緒に遊ぶ
遊びは、子どもにとって「心の栄養」。
一緒に笑ったり、同じ景色を見たりすることは、
子どもにとって 「家族は安心できる場所」 という記憶になります。
長い時間でなくていい。
10分でも、向き合う時間があれば、それで十分。
③ 甘えてきたら、抱っこやひざの上で受け止める
甘えは「幼い証拠」ではなく、
自分の気持ちを調整するための大切な行動です。
甘えが満たされると、
子どもは自然とまた自分から離れていく。
甘えは、自立のスタートライン。
4. 「特別なことはしなくていい」から始まる安心
子育ては、何かを“がんばる”ことよりも、
今日、目の前のわが子とどう過ごしたかに意味があります。
- 褒めなくてもいい日がある
- イライラしてしまう日もある
- 余裕がない日があって当たりまえ
それでも、
また向き合おうとする気持ちがあれば、それが育ちになる。
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5. おわりに|今日できる小さな一歩
「うちの子を真ん中に」置くというのは、
誰かと比べないで、
この子の育ちを信じてみる、ということ。
もし今日できることがあるとしたら――
子どもが話しかけてきたとき、
3秒だけ手を止めて、顔を向けてみること。
それだけで、子どもの世界はあたたかくなります。

あなたと、お子さんの日々が
やわらかく積もっていきますように。

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