〜子どもの心を守るために、親が知っておきたいこと〜
こんにちは、シロロです。
「また怒鳴ってしまった…」 「言いすぎたかな、傷つけてしまったかな」
そんな後悔、したことありませんか?
本当は優しくしたい。 でも余裕がなくなってしまう。
それ、あなただけじゃないんです。 私自身も、何度も経験してきました。
今日はそんなお父さん・お母さんに、 少し安心してもらえる話をしたいと思います。
★この記事を書いたひと

現役の幼稚園教諭
保育歴17年。保育士資格を持ち、子育ても経験してきました。
「遊びは学びのはじまり」を大切に、園でも家庭でも役立つヒントをやさしくお届けしています。
「心が傷つく」は、脳で起きていること
「心の傷」というと、気持ちの問題だと思いがちですが、 実は脳にも影響があることがわかってきています。
強いストレスや恐怖が続く環境では、 脳が「自分を守ること」を優先し始めます。
すると、本来伸びていくはずの 感情を整える力、人を信頼する力が 育ちにくくなってしまうことがあるのです。
「心が育つ」ということは、 「脳が安心できる環境で育つ」 ということでもあります。
感情的に怒ると、子どもが学んでしまうこと
怒鳴ったり、叩いたりすると、 子どもはそこで「学習」をしてしまいます。
「怒ったときは叩いてもいい」 「強い言葉で相手を従わせていい」
これが、子どもの行動パターンになっていくのです。
しかも、子どもが強く興奮しているとき、 脳には言葉がほとんど入りません。
だからこそ大切なのはこの3つです。
① まず大人が落ち着く
② 話すなら60秒以内で短く
③ 同じことを何度も繰り返さない
怒る内容より、 どういう状態で伝えるかの方が、 子どもにははるかに大きく影響します。
「比べること」「親のケンカ」も子どもの心に影響する
「お兄ちゃんはできるのに」
「〇〇ちゃんはこんなことしない」
冗談のつもりの比べる言葉が、 子どもの自己肯定感を静かに削っていくことがあります。
また、親同士の激しいケンカを見せることも、 子どもに強いストレスを与えます。
ケンカをするなら、子どもの前ではなく LINEやチャットで。
と言われるくらい、 「見せない配慮」はとても大切です。
こちらの記事もおすすめ👇️
✴️【子どもは親の鏡?】モデリングの力をあなどるな!ことば・態度・習慣は“見てまねて”育つhttps://shiroronblog.com/moderingu/
授乳中のスマホ、気をつけていますか?
「暴力さえしなければ大丈夫」ではありません。
無関心も、子どもの心に影響を与えます。
最近、授乳中にスマホや動画を見ている大人が増えているようです。
赤ちゃんはまだ話せません。 でも、ちゃんと見ています。
愛着形成にとって大切なのは、長い時間ではなく、
- 顔を見る
- 微笑みかける
- 声をかける
ほんの短い関わりでも、 「あなたを見ているよ」 というメッセージは、ちゃんと届きます。
失敗してもいい。脳は回復する
ここで一番伝えたいことがあります。
脳は回復します。
完璧な親なんていません。 感情的になってしまう日も、あっていい。
「あっ、今よくなかったな」と気づいたとき、 修正すればいいんです。
抱きしめ直す。 「さっきはごめんね」と謝る。 落ち着いて、短く伝え直す。
それだけで、子どもの脳と心は守られていきます。
私自身も、失敗だらけでした
私も子育て中、何度も怒鳴ってしまいました。 感情的になって頭をコツンと叩いてしまったことも。
仕事と家庭の両立、帰りが遅い夫、頑固で大変な時期の子ども。 今思えば、私自身に余裕がなかったんだと思います。
そのたびに反省して、謝って、 「同じことを繰り返さないようにしよう」と 何度もやり直してきました。
完璧な親じゃなくていい。 やり直せる親でいればいい。
これが、今の私の正直な気持ちです。
こちらの記事もおすすめ👇️
✴️赤ちゃんが泣くのは心が育っている証!愛着形成と感情の発達を解説https://shiroronblog.com/naitebakari/
今日からできること、3つだけ
難しいことは何もありません。
① 子どもの顔を見て話を聞く
② 落ち着いて、短く伝える
③ 笑顔を向け、スキンシップする
これだけで、子どもの脳と心は 安心できる場所を見つけていきます。
まとめ
- 「心が傷つく」は脳にも影響する
- 感情的に伝えるより「落ち着いた状態で短く」が大切
- 比べる言葉・親のケンカも子どもの心に影響する
- 無関心も子どもにとってはストレスになる
- 失敗しても、やり直せばいい。脳は回復する
子どもの心を守るために、完璧である必要はありません。 「やり直せる大人」でいることが、一番の子育てです。
今日もお疲れさまでした😊

”人は幸せになるために生まれてきた”この言葉の重みを感じます。
📚️参考文献
- 友田明美 著
『子どもの脳を傷つける親がやっていること』(SB新書)
※脳科学と愛着・虐待研究をもとにした内容 - こどもの視点ラボ


コメント