【赤ちゃんが泣くのは心が育っている証!】愛着形成と感情の発達を解説

子どもの育ちを知る

こんにちは、シロロです。

「また泣いてる…どうして泣き止まないんだろう」 「抱っこしても、授乳しても、おむつを替えても泣く。私のやり方が悪いの?」

赤ちゃんの泣き声に向き合い続ける毎日は、本当に体力も気力も消耗しますよね。

でも今日、一番最初にお伝えしたいことがあります。

赤ちゃんが泣くことは「心が育っている証」です。

泣くのはマイナスではなく、育ちのプロセス。 そしてあなたが向き合い続けていることは、確実に赤ちゃんの心の土台を作っています。

★この記事を書いたひと

シロロ

現役の幼稚園教諭
保育歴17年。保育士資格を持ち、子育ても経験してきました。
「遊びは学びのはじまり」を大切に、園でも家庭でも役立つヒントをやさしくお届けしています。

赤ちゃんはなぜ泣くの?泣くことの本当の意味

赤ちゃんにはまだ言葉がありません。 でも、感じる心はすでに育ち始めています。

  • お腹が空いた
  • 眠い
  • 寂しい・不安
  • 暑い・寒い・不快
  • ただ、誰かにそばにいてほしい

こうした「心の動き」を、赤ちゃんは泣くことで表現しています。

泣く=困らせている ではなく 泣く=生きるために必要なコミュニケーションなのです。

よく泣く赤ちゃんほど感受性が豊かで、感情表現がしっかりしていることが多いと感じています。


泣きに寄り添うことが「愛着」を育てる

赤ちゃんが泣いたとき、そばに来てくれる人がいる。 抱っこしてくれる人がいる。 やさしく話しかけてくれる人がいる。

この積み重ねによって育つのが愛着(アタッチメント)です。

愛着が育つと、子どもは

  • 「大丈夫、私は愛されている」
  • 「困ったときは助けてもらえる」

という心の土台(安心感)を身につけます。

この安心感は、将来、友達関係・学校生活・仕事・恋愛など、人との関係すべての「根っこ」になります。

泣くたびに抱っこする。それだけで、赤ちゃんの一生の土台を作っているのです。


泣き止まないのは失敗ではない

抱っこしても泣く。 ミルクを飲んでも泣く。 おむつを替えても泣く。

「泣き止ませられない…私がダメなんだ」と自分を責めてしまいがちですが、

泣き止ませることが目的ではありません。

赤ちゃんは今、自分の感情を調整する力(セルフコントロール)を育てている最中です。

これは大人になるまでずっと育ち続ける、とても大切な力です。

あなたがしている「抱っこ」「声をかける」「そばにいる」は、”泣いても大丈夫”という安心感を育てています。それで十分です。

赤ちゃんの泣きはいつまで続く?

「この泣きはいつまで続くの?」と不安になりますよね。

一般的に、生後3〜4ヶ月ごろをピークに、少しずつ泣く回数や時間が落ち着いてくると言われています。

ただし個人差が大きく、1歳近くまでよく泣く子もいます。 成長のスピードは一人ひとり違うので、他の赤ちゃんと比べなくて大丈夫です。


感情は「受け止められた分だけ」育つ

赤ちゃんはまだ感情を自分で整理できません。 だから、泣いて泣いて、あふれ出します。

そのときにそばにいてくれた人の存在は、

  • 自分の気持ちはあっていい
  • 感じていい
  • 表していい

という心の許可を育てます。

これが後の

  • 我慢する力
  • 自己表現
  • 自己肯定感
  • 人と関わる力

につながっていきます。

「泣かせておくと泣き癖がつく」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。でも今の研究では、赤ちゃんの泣きにしっかり応答することが、むしろ感情的に安定した子どもを育てることがわかっています。

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泣き止まないときの対処法

どうしても泣き止まないとき、試してほしいことをご紹介します。

① 抱っこしながら歩く・揺れる 赤ちゃんはお腹の中にいたときの揺れを覚えています。ゆっくりした縦揺れが効果的なことがあります。

② 耳元でやさしく「シーッ」と言う 胎内で聞いていた血流の音に似た音が安心感を生みます。

③ 体を温める・冷やす 暑すぎ・寒すぎが原因のこともあります。背中に手を当てて確認してみてください。

④ 外の空気を吸う 環境を変えるだけで泣き止むこともあります。少しだけ外に出てみてください。

⑤ 誰かに代わってもらう これが一番大切かもしれません。泣き声を聞き続けると親も限界になります。パートナーや祖父母に代わってもらうことは、赤ちゃんのためにもなります。

いつもと違う泣き方には要注意!私が経験した腸重積のエピソード

赤ちゃんの泣きについて、もう一つ大切なことをお伝えします。

それは「いつもと違う泣き方」には、注意が必要だということです。

私自身の子育て中の話です。

息子がある日、泣いたかと思うと静かになって眠る。
また泣く。静かになって眠る。
その繰り返しが続きました。

「なんかいつもと違う…」

子どもを長年見てきた私でも、
はっきりとした確信はありませんでした。
でも、その「いつもと違う感覚」が気になって、
すぐに病院に連れていきました。

診断は腸重積。即入院でした。

腸重積は、腸が腸の中に入り込んでしまう病気で、
発見が遅れると手術が必要になることもあります。
「泣いては静かになる」を繰り返す独特の症状が特徴です。

気づいてあげられて、本当によかったと思いました。

「なんかいつもと違う」というお母さん・お父さんの感覚は、
このときも正しかったのです。


赤ちゃんの泣きは「心が育っている証」です。
でも、こんな泣き方のときは要注意のサインかもしれません。

  • 泣いては急に静かになる、を短時間で繰り返す
  • いつもと明らかに泣き声や表情が違う
  • 顔色が悪い、ぐったりしている

こういうときは迷わず病院へ。
「なんかいつもと違う」という感覚を大切にしてください。

お父さん・お母さんへ

赤ちゃんの泣き声に向き合うのは、本当に体力も気力も使います。

だから、

  • 抱っこがしんどい日があっていい
  • 思うようにできない日があっていい
  • 頼っていい、休んでいい

あなたの心も守っていいのです。

赤ちゃんは、完璧なお世話を求めているのではなく、「そばにいる存在」を求めています。

それは今のあなたが、ちゃんとできています。

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まとめ

泣く理由育っている力
気持ちを伝えるため表現する力
なんとなく不安・寂しい心の動きの芽生え
泣きながら落ち着こうとしている自己調整する力
泣いたら受け止めてもらえる経験愛着(安心感)の土台

赤ちゃんが泣くのは、心が育っている証。 泣き声の時間は、親子の絆が育っていく時間です。

今日も向き合っているあなたは、十分すぎるくらい頑張っています😊

シロロ
シロロ

赤ちゃんが泣くのは、心が育っている証。
泣き声の時間は、親子の絆が育っていく時間です。

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