🎨粘土で育つちから Vol.3】まるめてみよう!

粘土で育つ力Vol.3

こんにちは、シロロです!
今回は「まるめてみよう!」というテーマで、粘土遊びの中でもとても人気のある活動を紹介します。


🎨 まるめるって、実は“すごい力”を育ててる

子どもたちが粘土を触っていると、自然と両手を動かして「おだんご」を作り始めます。
これ、ただの遊びじゃありません。
実は「手と指のコントロール」「力加減」「集中力」など、成長に大切な力をフル活用しているんです。

「できた!」「もう1個つくろう!」と、夢中になって大小さまざまなおだんごを作っていく姿。
こうして同じ形が並ぶのが、子どもにとってはたまらなく楽しいんですよね。
数が増えることで、「転がす」「積む」「並べる」など、次の遊びへと自然に展開していきます。


👐 まるめる感覚が“創造の入口”

粘土をまるめる動作は、造形遊びの中でもとても基本的な技法。
でも、「技法を教える」というより、遊びの中で気づいていくことが大切です。

「どうやったら丸くなるかな?」
「もっと小さいのを作ってみよう」
そんなつぶやきや発見の積み重ねが、表現の芽を育てます。

保育者が“うまくつくる”ことを求めるよりも、
「やってみたい!」「できた!」という意欲と満足感を引き出す関わりを意識しましょう。


💡 保育者のワンポイント

  • 粘土は手にべとつかない柔らかさがベスト。扱いやすいと子どもが長く集中できます。
  • 小さくちぎれるようにしておくと、「小さな手」でも自分の力で扱えます。
  • 「同じ形がいくつもできる楽しさ」を見逃さず、子どもの喜びを言葉で受け止めましょう。

🌱 今日のまとめ

まるめる遊びは、ただの“おだんごづくり”ではありません。
それは「つくる楽しさ」を感じ、自分の手で形を生み出す体験。
手先を使って感じた“できた!”の積み重ねが、子どもの自信と創造力を育てます。


シロロ
シロロ

技法を教える前に、遊びを通して気づかせる」
これが、粘土あそびのいちばん大事なポイントです。

🌷次回の【粘土で育つちから Vol.4】では、
「平らにしよう!」をテーマにお届けします。

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