【卒園しても帰ってこれる場所 】 人とのつながりが育つ園の話

卒園しても帰ってこれる場所

こんにちは、シロロです😊
今日は、私たちの園でずっと大切にしている「卒園しても帰ってこられる場所」について話します。


🌷卒園生がふらっと顔を出す園

私たちの園では、卒園のときにいつもこう伝えます。
「いつでも遊びに来ていいよ〜」って。

そうするとね、運動会の代休の日とか、ふとしたときに卒園生が遊びに来るんです。
小学校1年生から6年生まで、10人〜20人ぐらい。
「おはようございます!」って元気に入ってくる子もいれば、ちょっと照れくさそうに友だちと来る子も。

この前は、学校に行けなくなっていた子も仲良しの友だちに誘われて来てくれました。
出発の時間まで迷ってたそうですが、担任の先生に会った瞬間ニコッと笑ってた。
あの笑顔、きっと安心したんだと思います。


🌷 “居場所”って、子どもだけじゃない

卒園生たちはクラスに入って、朝の会や歌、ダンスにも参加します。
驚くのがね、みんなちゃんと覚えてるんですよ。
先生たちもびっくりです。

お兄さん・お姉さんが来てくれると、在園児は大興奮!
女の子たちはお手伝いもしてくれて、本当に助かります。

こうして卒園しても「幼稚園行こう!」と思ってくれるのは、先生たちにとっても大きな励み。

そんな子どもたちのお母さんから、「幼稚園にくると安心します」と。

嬉しいひとことです☺️


🌷長く続く“つながり”の力

卒園生が大人になって、お父さん・お母さんになって戻ってくることもあります。
「先生、お久しぶりです!」
大きくなった姿にびっくりしながらも、フルネームで思い出す。

「先生がまだいてくれて安心しました」
「幼稚園が楽しかったから、自分の子どももここに通わせたくて」
そんな言葉を聞くと、もう胸がいっぱいになります。

たまに年配の卒園生も「近くまで来たから」と立ち寄ってくださるんです。
懐かしいって言ってもらえるだけで、園の歴史の重みを感じます。


🌷 “仕組み”として残す大切さ

こういう温かいつながりって、偶然じゃなくて“仕組み”で残していくことが大事なんです。
・先生が長く働ける環境づくり
・何年たってもふらっと来られる雰囲気
・「おかえり」と言える文化

これを維持するには、働く先生たちが笑顔でいられることが一番。
先生の幸せが、園の幸せに直結します。


🌷 子どもも大人も、つながって育つ

卒園後もお母さんたち同士が仲良く助け合ってる姿を見てると、
「人はひとりでは生きていけない」って自然に学んでるんだなと思います。

人とのつながりがあると、困難も乗り越えられる。
それは大人になっても同じ。
だからこそ、“帰ってこられる場所”があるってすごく大事なんです。


🌷 まとめ

卒園してもふらっと寄れる園。
先生も子どもも、地域の人も「おかえり」と言える関係。

シロロ
シロロ

そんな場所が増えたら、
子どもも大人も、もっと安心して生きていけるんじゃないかなと思います。

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