【幼児教育の質とは?遊びが学びになる園の特徴】良い園を見分けるポイント

子どもの育ちを知る

こんにちは、シロロです。

「遊んでばかりいるけど、ちゃんと学べているの?」

「ひらがなや計算を早くから教えてくれる園の方がいいのかな」

園選びをするとき、こんな不安を感じたことはありませんか?

わかります。

わが子に「ちゃんとした教育」を受けさせたい。

その気持ち、当然のことです。

でも今日、一つだけ知っておいてほしいことがあります。

幼児教育の「質」は、早くひらがなが書けるようになることではありません。

17年間、子どもたちと関わってきた保育者として、正直にお伝えします。

★この記事を書いたひと

シロロ

現役の幼稚園教諭
保育歴17年。保育士資格を持ち、子育ても経験してきました。
「遊びは学びのはじまり」を大切に、園でも家庭でも役立つヒントをやさしくお届けしています。

「早くできる」ことが質の高さではない

「就学前に読み書きができると小学校で有利」という考え方は、確かにあります。

でも研究では、子どもが最もよく学ぶのは「やってみたい!」という自発的な気持ちからだということがわかっています。

どれだけ早くできるようになるかより、子どもが自分から「知りたい」「試したい」と思える経験の方が、長い目で見てずっと大切なのです。


同じ「遊び中心」でも、全然違う

「遊び中心の園」と聞くと、何となく不安になる方もいるかもしれません。

でも実は、遊び中心の園の中にも大きな違いがあります。

遊びが学びになっている園と、ただ遊んでいるだけの園

その違いは、教材やカリキュラムではありません。 先生の「関わり方」にあります。

良い園の先生がやっていること

遊びが学びにつながっている園の先生は、こんなことをしています。

子どものつぶやきや疑問を拾っている 「なんで?」という子どもの声を流さず、一緒に考えます。

すぐに答えを教えない 「どうしたらいいと思う?」と考える時間を待ちます。

失敗をやり直す機会として受け止めている 「惜しかったね、もう一回やってみようか」と前向きに声をかけます。

結果より過程を大切にしている 「上手にできた」より「どうやって考えたか」に注目します。

これがある園では、遊びが自然と学びになっていきます。

要注意な園のサイン

反対に、こんな場面が多い園は少し気になります。

「早くして!」という声が多い。

子どもが指示を待っているだけになっている。

作品がみんな同じ形をしている。

先生に余裕がなさそう。

これは先生が悪いというより、環境や忙しさから起こりやすいことです。

でも、子どもにとっては影響が大きい環境です。

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息子の話

息子が高校3年生のとき、コロナ禍を経験しました。 大学入学後も制限が多く、思い通りにいかないことばかりでした。

でも本人は、必要以上に動じることなく、 「今できることをやろう」と淡々と単位を取り続けていました。

もちろん、性格による部分もあると思います

それでも、幼児期にたくさん遊び、
自分で選び、試し、失敗する経験を重ねてきたことが、
変化の大きい状況の中でも、
自分なりに考えて行動する力につながっているのかもしれません。

幼児期の経験や体験が、
20年という長い時間を経て、
思いがけない形で活かされることもある。

これは、そのひとつの例ですが、

幼児期の遊びは、20年後にも生きていると感じています。

園を見るときのチェックポイント

園選びや、今通っている園を見るとき、こんな視点を持ってみてください。

「何ができるようになったか」より「どんなふうに取り組んでいるか」 楽しそうに夢中になっているか。諦めずに挑戦しているか。

「作品の出来映え」より「子どもの言葉や気持ち」 先生が子どもの気持ちをちゃんと受け止めているか。

「学力を教えているか」より「学びたくなる経験があるか」 子どもが「もっとやりたい!」と感じられる環境があるか。

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まとめ

・幼児教育の質は「早くできる」ことではない

・子どもが「やってみたい」と感じる経験が土台になる

・良い園の先生は「教える」より「待つ」ことが上手

・遊びの中で育った力は、20年後にも生きる

・園を見るときは「子どもが生き生きしているか」が一番のポイント

シロロ
シロロ

「この子は今、楽しんでいるかな?安心して挑戦できているかな?」 そんな目で園を見てみてください😊

📚️参考文献:科学的根拠で子育て (中室牧子)

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