こんにちは、シロロです。
子どもたちは、泥粘土を目の前にすると、自然と手を伸ばします。
ぎゅっと握る。
ちぎる。
つなげる。
その一つひとつの動きには、「つくりたい」という子どもの思いが込められています。
4・5歳ごろになると、遊びはさらに発展していきます。
「ここに水を流したらどうなる?」
「もっと高くしてみよう」
「こっちから流れるようにしよう」
試し、工夫し、友だちと考えを伝え合いながら、遊びを自分たちの力で広げていくようになります。
今回は、園庭で泥粘土を使って“ダムづくり”に挑戦したときの子どもたちの姿をご紹介します。
泥粘土に触れながら、試行錯誤し、友だちと力を合わせ、夢中になって遊び込む中で育っていく大切な力を、ぜひ一緒に感じてみてください。
ねらい
- 泥粘土を使って 水を流す・ためる の工夫を楽しむ
- 友だちと力を合わせて 共同でつくる経験を味わう
- 心と体をのびのび使い、ダイナミックに遊ぶ
準備
園庭に大きなテーブルを出して、
その上に どーん! と泥粘土のかたまりを置いておきます。
ポイントは、前日までに泥粘土の硬さチェック。
子どもが触って「気持ちいい~!」と思えるくらいのやわらかさにしておくこと。
これ、大事です。
子どもたちの“遊びの広がり”はこう始まる
泥粘土を目の前にした子どもたちの反応はいつもおもしろいんです。
- 山をつくるグループ
- トンネルを掘りはじめる子
- 指で溝をつくって 川をつくるグループ
- ケーキやおだんごをつくって お店屋さんごっこをする子たち
同じ素材なのに、やりたいことはみんな違う。
これは、その子が普段見ている世界や経験していることが形になっている証拠なんですね。
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「水、入れたい!」ここからが本番
ダイナミックなグループが言いました。
「せんせい、水いれたい!!」
はい、きたーーー!
泥粘土遊びの醍醐味です。
「じゃあ、お水がこぼれないように しっかり固めておこうね」
と伝えると、子どもたちの目の色が変わります。
- 壁を高くする子
- すき間をふさぐ子
- ジョウロを持って待機する子
役割分担が自然に生まれます。
ジョウロでそーっと水を流すと…
「きたーーーーー!!!」
「こっちまで流れた!!」
「穴から出てきた!滝みたい!!!」
水の流れを見て、また手を動かす。
囲いが低ければ高くする。
水が漏れたらすぐふさぐ。
試行錯誤 → 変化が見える → また工夫する
まさに、探求の連続です。
遊びは伝染する
最初はケーキやお団子を作っていた子たちも、
このダムづくりの熱気に吸い寄せられてきます。
「あれ、楽しそう…」
→ 「入れて!」
→ 全員参加!
気づけば、
みんな泥だらけ。みんな笑顔。
最高です。笑
遊びの中にある「育ち」
この活動で育っているのは、
- 手指の巧みさ
- イメージを形にする力
- 観察する力
- 考えて試す力
- 友だちと協力する力
そしてなにより、
「楽しい!」という原動力。
子どもは楽しいときに、一番伸びます。
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まとめ
泥粘土遊びは「造形活動」でもあり、「水と形の実験」でもあり、「友だちと共に創る場」でもあります。
大切なのは、
大人が“教え込む”のではなく、子どものやってみたい気持ちを支えること。

泥粘土の山の向こうには、
子どもたちの世界が広がっています。


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