こんにちは、シロロです。
今日は、保育の中でも大人気の「泥粘土遊び」について話していきます。
みなさんの園では、どんな粘土を使っていますか?
油粘土が多いかもしれませんね。でも、実は泥粘土にも子どもの発達をグッと伸ばす力があるんです。
◆ 泥粘土遊びは“全身で考える”学び
泥粘土には子どもの発達をぐんと伸ばす力があります。
一見すると、手でこねているだけのように見えますよね。
でも実際には、
- 腕や肩の力
- 体幹のバランス
- 全身の連動
- じっくり関わる集中力
など、身体も感覚もフル稼働。
子どもは「感じて → 考えて → 動く」を絶えず繰り返し、自分の世界をつくっているんです。
◆ 本物の素材に触れることの価値
油粘土は扱いやすい反面、感触が“いつも同じ”。
でも泥粘土は、まるで生きているように変化します。
- 冷たい
- 重い
- 柔らかい
- 乾く
- 固まる
こうした「変化」を手で感じることは、子どもにとってとても大きな経験。
素材と向き合いながら、自然と“試す・工夫する・気づく”が生まれます。
汚れるけれど、その汚れこそが、子どもの感覚を育てる大切な時間なんですよね。
◆ 技法は“教える”のではなく“気づかせる”
粘土には、
- 高く積む
- 穴をあける
- 伸ばす
- 丸める
など、たくさんの技法があります。
でも大切なのは 「こうやって作るんだよ」と教え込むことではありません。
たとえば、子どもが丸めているときに、
「だんだんまんまるになってきたね」
「転がすとどうなるかな?」
こんな一言を添えるだけで、子どもは動き出すんです。
「もっとやりたい!」
「これもやってみよう!」
その瞬間こそ、“学びの芽”が育っているとき。
逆に、大人が完成形を示しすぎると
「できない」「先生みたいに作れない」
と意欲がしぼんでしまうこともあります。
保育者は、技法を教える人ではなく、技法に気づく環境をつくる人なんです。
「こちらの記事もおすすめ」👇️
✴️泥粘土で育つ力Vol.3まるめてみよう!https://shiroronblog.com/marumeru/
◆ 泥粘土遊びで育つ力は、想像以上!
泥粘土から育つ力は本当にたくさんあります。
- 指先を思いどおりに動かす力
- 手と目と体の動きをつなげる力
- じっくり取り組む集中力
- 素材の変化を楽しむ柔軟な感性
- 新しい形を生み出す創造力
- 「できた!」という達成感と自己肯定感
これらはすべて、生きる力の土台。
泥粘土は静かな活動のようで、実はとても“アクティブな学び”なんです。
「こちらの記事もおすすめ」👇️
✴️【5歳までがカギ!】”生きるための脳”を育てるシンプル習慣https://shiroronblog.com/nousodate/
◆ 保育者の関わりが、子どもを伸ばす
泥粘土遊びは、特別な美術指導ではありません。
どの先生でも、日常保育の中で十分に取り入れられます。
大切なのは、
できあがりではなく“過程”を一緒に味わうこと。
- どんな感触を楽しんでいるのか
- どんな思いで形を変えているのか
- 何に気づき、どんな発見があったのか
その瞬間に寄り添い、
「面白いね」「すごい発見だね」
と共感していく時間が、子どもの心の土台を育てます。
「こちらの記事もおすすめ」👇️
✴️4・5歳児泥粘土でダムをつくろう!https://shiroronblog.com/damu/
◆ まとめ:泥粘土は“手で感じる学び”の宝庫
泥粘土遊びは、感覚・身体・心をまるごと育てる活動です。
技法を覚えるための制作ではなく、感じて・試して・気づく学び。
これからのシリーズでは、
- 「高く積もう!」
- 「穴をあけてみよう!」
- 「ダムを作ろう!」
など、技法ごとの遊び方や子どもの姿、声かけ例も紹介していきます。

泥粘土は、子どもが自分の世界を形にする最高の教材。
さあ、今日も一緒に“手で考える”時間をつくっていきましょう


コメント