こんにちは、シロロです。
「子どもが熱っぽい…何度から休ませればいいんだろう?」
そんな朝、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
でも今日は、「何度から」という数字の話より、もっと大切なことをお伝えしたいと思います。
幼稚園教諭として17年、そして一人の母として子育てをしてきた私が、本当に伝えたいことです。
★この記事を書いたひと

現役の幼稚園教諭
保育歴17年。保育士資格を持ち、子育ても経験してきました。
「遊びは学びのはじまり」を大切に、園でも家庭でも役立つヒントをやさしくお届けしています。
37.5度ルールとは?まず基本を確認しよう
保育園・幼稚園では一般的に、体温が37.5度以上の場合はお休みをお願いしています。
これは、感染症の拡大を防ぐためと、子ども自身の体を守るための基準です。園によって基準が異なる場合もあるので、入園時に確認しておくと安心です。
ただし、これはあくまでも「最低限の基準」。
数字だけが判断のすべてではありません。
本当に大切なのは「数字」より「子どもの様子」
保育者として長年子どもたちと関わってきて、ずっと感じていることがあります。
それは、子どもは無理ができてしまうということ。
熱がなくても、なんとなく元気がない。いつもより動きが遅い。表情がちょっと違う。
そういう「いつもと違う」を一番早く気づけるのは、毎日一緒に過ごしているお母さん・お父さん・保護者の方だけです。
体温計の数字は、子どもの状態のほんの一部しか教えてくれません。
「なんか今日、いつもと違うな」
その感覚は、間違っていません。むしろ、一番信頼できるサインです。
たった1日休ませるだけで変わること|息子のエピソード
私自身の子育て中の話。
息子が幼稚園に通っていたころのことです。
その日の朝、よく動きまわる息子がなんとなく元気がない様子でした。熱を測っても平熱。朝ごはんも食べる。でも動きがどこかゆっくりで、表情も少しぼんやりしている。
「いつもと違う」
そう感じた私は、ほとんど休んだことのない幼稚園を、その日休ませることにしました。
「幼稚園、いかないの?」と息子は聞いてきました。
「今日はおうちでゆっくりしようね」
そう伝えると、珍しく素直に「うん」とうなずいて、家で好きなことをして遊び始めました。
でも少し遊んだかと思ったら、そのままお昼すぎまでぐっすり眠ってしまったのです。
そして目を覚ました息子は…もう別人のように元気でした!
「お腹すいたー!公園行こう!」
たった5時間、ゆっくり過ごしただけ。それだけで、あの朝のぼんやりした様子が嘘のように消えていたのです。
子どものエネルギーの回復力に驚きながら、同時に「様子を見て休ませることの大切さ」をこの日あらためて学びました。
共働き家庭のみなさんへ
「そんなこと言っても、仕事があるから無理!」
そう感じた方もいると思います。その気持ち、よくわかります。
でも少しだけ、聞いてください。
無理をして登園させた結果、体調が悪い日が続いて、結局もっと長く休むことになった…そんな経験はありませんか?
お互いが無理をすれば、親もイライラし、子どももしんどくなる。
たった1日休ませるだけで、家族みんなが次の日から元気に動ける。そんなことが、実はよくあるのです。
もちろん、仕事を休むのが難しい状況もあります。でも「子どもを真ん中に置いて考える」という視点だけは、忘れないでいてほしいと思います。
いざというとき子どもを優先して休める、そんな職場環境や働き方を選べるといいなと、私は心から思っています。
「休ませる日」の過ごし方アイデア
体調が優れない日は、無理に何かしようとしなくて大丈夫です。
- 好きなおもちゃでのんびり遊ぶ
- 一緒にお昼寝する
- 好きなごはんやおやつを食べる
- 絵本を読んだり、ゆっくりお話しする
- ただ、そばにいてあげる
特別なことは何もいりません。「今日はゆっくりしていいよ」というメッセージが、子どもの心と体を一番回復させてくれます。
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まとめ
- 37.5度ルールは最低限の基準。数字だけで判断しなくていい
- 「いつもと違う」と感じる保護者の感覚は、一番信頼できるサイン
- 子どもは無理ができてしまう。気づいてあげられるのは身近な大人だけ
- たった1日休ませるだけで、家族みんなが元気を取り戻せることがある
- 仕事より子ども優先で動ける環境づくりを、少しずつ考えてみてほしい

大人も子どももたくさん睡眠をとってくださいね😊

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