こんにちは、シロロです。
「はじめの100か月が大事」と聞くと、
“何か特別な教育をしなきゃいけないの…?”
と不安に感じる方もいるかもしれません。
でも大丈夫。
大切なのは 特別なことではなく、いつもの毎日 です。
はじめの100か月(おおよそ0〜8歳)は、
心・体・考える力の “基礎” が育つ時期。
「生活の中の小さなやりとり」が、子どもの土台をつくっていきます。
① 大切なのは「安心感」という土台
子どもが新しいことに挑戦できるのは、
「安心できる大人がそばにいる」
という気持ちがあるから。
- 抱きしめてもらえる
- 気持ちを受け止めてもらえる
- 名前を呼んでもらえる
こうした何気ない積み重ねが、
“私は大切にされている” という感覚につながります。
これはどんな知育教材よりも大きな力です。
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② できることが増えるより、“やってみたい” が育つことが大事
はじめの100か月で重要なのは、
できる・できない ではなく、
やってみたい・やってみよう という 意欲。
この意欲が、大きくなってからの
学ぶ力・考える力・人と関わる力の根っこになります。
そのためにできることは…
- 少し時間がかかっても自分でやってみるのを見守る
- 失敗した時は「次どうしようか?」と一緒に考えてみる
- 「やりたい」を尊重する言葉がけをする
これは 家庭でも園でもできること です。
③ 特別な教育より、大切なのは「その子のペース」
はじめの100か月は、子どもによって発達のスピードが大きく違う時期。
比べなくて大丈夫です。
ある子は早くできる。
ある子はじっくり育つ。
どちらも、その子の育ち方。
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まとめ
はじめの100か月は、子どもの人生の根っこを育てる時間。
でも、それは 特別な何かをする時期 ではなくて、
いつもの生活を、ていねいにすごす時期 です。
ごはんを食べて、遊んで、泣いて、笑って、眠る。
そのくり返しの中に、育つ力がつまっています。
ちょっと意識したいのは…
「できるかな?」より
「やりたいね」を大切にすること。
完璧な育児よりも、子どものそばで一緒に過ごす時間を大切にすることで、
育ちの土台はゆっくりと、しっかりと育っていきます🌱

今日もお子さんと目が合ったら、ニコッと笑ってみてくださいね。
それだけで、きっと子どもの心はポッとあたたかくなるはずです。


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