子どもがスマホや動画に夢中になる姿を見て、「このままでいいのかな?」と不安になったことはありませんか?
デジタルも楽しいし、時には助かるけど、子どもが成長する大切な時期には、やはり手や頭、そして心を使う遊びが欠かせません。
子どもは生まれてからおよそ100か月(約8歳半)までに、人としての土台になる力をぐんぐん育てます。
この時期に、家族や友だちと一緒に遊んだり、物を作ったりする経験は、スマホやゲームでは得られない貴重な宝物です。
今回は、おうちで簡単にできる「作る遊び」「一緒に遊ぶ時間」のアイデアと、それが子どものどんな力を育むのかをお伝えします。
ダンボールや雑材で育つ「想像力」と「創造力」
お菓子の箱やトイレットペーパーの芯、ダンボールなど、捨ててしまいがちな素材が、子どもたちにとっては無限の遊び道具です。
- ダンボールハウス作り
- トイレットペーパーの芯や空き箱を使って動物やロボット、車づくり。
こうした遊びでは、何を作るか考える「想像力」、形にする「創造力」作業をやりとげる「集中力」が自然に育ちます。さらに手先を使うことで脳が活性化し、考える力や物ごとを工夫する力が磨かれるのです。
オセロやトランプが育む「考える力」と「心の力」
家族や友だちと一緒に遊ぶオセロやトランプも、ただ楽しいだけではありません。
- 相手の手を読む力
- 次の展開を考える力
- 勝ち負けを受け止める心の柔軟さ
- ルールを守る社会性
これらはすべて、子どもの考える力や心の力を育む大事な経験です。
また「一緒に笑う」「悔しがる」「励ます」など感情を共有することで、人との関わる力も伸びていきます。
一緒に楽しむ時間が何よりのプレゼント
スマホや動画も今の時代に大切なツールですが、それだけでは子どもの感性や人との関わりを育てきれません。子どもの成長する大事な100か月の間に、一緒に作って、一緒に遊んで、笑い合う時間はかけがえのない宝物です。
「楽しかった!」「またやりたい!」という経験が、子どもの心を大きく育てます。
ぜひ、ダンボールや雑材を使った工作や、家族でのボードゲーム、トランプ遊びなど、親子で夢中になれる時間をたくさんつくってくださいね。

我が家では、オセロや五目並べなど12種類のゲームが楽しめるものを使っていましたが、気に入ったゲームで何回も繰り返しあそんでいました。
そんなふうに育った子も20歳。
家族で一緒にあそんで楽しかった記憶はあるようです😁
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