5歳までにぐんと伸ばす“生きる力”の育て方
こんにちは、シロロです。
今日は子育てでよく聞くキーワード、
👉 「非認知能力」 についてお話しします。
テストの点数には表れないけれど、
将来の幸せや人との関わり方に深くつながる大事な力。
結論から言うと、
非認知能力は、特別な教材よりも日常の遊びや生活習慣で自然に育つ!
ということです。
認知能力と非認知能力のちがい
まずは整理してみましょう。
▼認知能力とは
- 数を数える
- 文字を読む
- 計算する
いわゆる「勉強の力」です。
▼非認知能力とは
- がんばる気持ち
- 人と関わる力
- 自分を信じる心
など、「生きる力」。テストでは測れないけれど、人生を豊かにする力です。
どちらも大切ですが、
非認知能力は5歳までの習慣や遊びの中でぐんと伸びる ことが分かっています。
園で育つ非認知能力:ダンボール電車
園での一コマ。
3歳児が大きなダンボールに絵の具で自由に描き、乾かしたら「ダンボール電車」の完成!
- 一人で乗る子
- 二人で仲良く乗る子
- 「前に乗りたい!」とケンカする子
ケンカしても自然に解決する姿が見られます。
ときにはお互い背を向けて進もうとして「進まない!」と怒る場面も(笑)。
電車は毎日遊ぶのでクタクタになりますが、そのたびに修理して大切に使います。
この遊びから育つのは…
✅ 協力する力
✅ 想像力
✅ やり抜く力
✅ 気持ちを整える力
まさに非認知能力そのものです。
家庭でもできる!ダンボールあそび
家庭でも簡単にできます。
- 小さなダンボールで一人用の電車を作る
- 囲いにしてお家ごっこ
- トンネルにしてくぐり遊び
身近なダンボールひとつで、想像力や工夫する力がぐんぐん伸びます。
私自身の子育て中も、ダンボールは大活躍。
「このおうちで寝る!」と言って、本当に朝まで寝てしまったこともありました。
非認知能力を育てるベースは「安心感」
ここで大事なことをもう一つ。
非認知能力は、遊びだけで育つわけではありません。
幼少期に、身近な大人から
- 「愛されている」
- 「認めてもらえている」
と感じられる経験の積み重ねが、子どもの心に安心感を与えます。
その安心感があるからこそ、
👉 「自分は大丈夫!」
👉 「やってみよう!」
という自信につながっていきます。
親にできることはシンプル
特別なことをする必要はありません。
✅ 「大好きだよ」と言葉にして伝える
✅ 子どもの良いところも苦手なところも、まるごと受け止める
これが子どもの人生の土台になります。
親もまずは元気でいよう
👩「そんなこと言っても、自分に余裕がないよ〜。イライラして怒っちゃう…」
そんな声も聞こえてきそうです。
でも大丈夫。
親だって人間。余裕がなければ誰だってイライラします。
👉 まずはしっかり寝ましょう。
👉 親も子も、睡眠不足では笑顔になれません。

私のおすすめは キャンプ。
朝の光で自然に目が覚め、夜は真っ暗でぐっすり眠れる。親子でリフレッシュできますよ。
まとめ:非認知能力は日常で育つ
- 非認知能力は「生きる力」
- 遊びや生活習慣の中で自然に育つ
- 親の愛情と安心感がベース
- 特別なことより「日常+笑顔」が一番の栄養
ダンボール電車のようなシンプルな遊びの中にこそ、子どもの未来を支える力がつまっています。
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