― 伝えたい気持ちが育つには「聞いてもらえる安心感」から ―
こんにちは、シロロです。
まだあまりしゃべらないけど大丈夫かな?」
「どうして“いや!”ばかり言うの?」
子どものことばの発達には、個人差があります。
話しはじめる時期も、語彙が増えるスピードもさまざま。
でも、どの子にも共通しているのは――
「伝えたい気持ち」が育つと、ことばも自然に伸びていくということ。
この記事では、ことばの発達の流れ と 家庭や園でできるサポートのヒント をわかりやすく解説します。
ことばの発達は「心の育ち」とつながっている
赤ちゃんのことばの始まりは、泣き声や喃語(なんご)。
「ママ〜」「あー」「んまんま」などの声には、もうすでに“伝えたい”という気持ちが込められています。
この時期に大切なのは、ことばを教え込むことよりも 「やりとりを楽しむこと」。
「泣いたら抱っこしてもらえた」「笑ったら笑い返してくれた」という安心感の積み重ねが、
子どもの「伝える力」の根っこを育てます。
聞く力 → 話す力へ
1歳を過ぎると、子どもは周囲のことばをどんどん吸収します。
まだ自分では言葉にできなくても、実は「聞く力」が急速に発達しています。
たとえば「靴持ってきて」「おいで」「バナナ食べる?」といった言葉を理解し、動作で応えるようになります。
この“理解する力”が育つと、やがて“話す力”がぐんと伸びていきます。
話す前に「聞く力」がある。
聞ける子は、話せるようになる子。
「ことばを引き出す」大人のかかわり
では、ことばを育てるために大人は何ができるでしょうか?
大切なのは、たくさん話しかけること よりも 「やりとり」を意識すること。
たとえば:
- 子どもが指をさしたら、「あ、車が走ってるね!」と返す
- 「ワンワン!」と言ったら「そうだね、犬だね!」と受けとめる
- 子どもの話を最後まで聞いてから、ゆっくり応える
このやりとりの積み重ねが、“話すって楽しい”という気持ちを育てます。
絵本や歌は「ことばの宝箱」
絵本の読み聞かせや季節の歌は、子どもたちが新しい言葉やリズムに出会うチャンス。
お気に入りの絵本を何度も繰り返し読むことで、自然に語彙が増えていきます。
とくに、感情のこもった声で読んだり、子どもの反応に合わせて少し言葉を付け足すと効果的。
例:「おいしいね」「あついね」「ぴょんぴょん!」など、感情を言葉にして伝える。
「ことば」は知識ではなく、人とのつながりの中で育つもの。
親や先生の“声かけ”ひとつひとつが、子どもの世界を広げていきます。
「こちらの記事もおすすめ」👇️
✴️赤ちゃんが泣くのは心が育っている証!愛着形成と感情の発達を解説https://shiroronblog.com/naitebakari/
成長を焦らず、見守る勇気も大切に
同じ年齢でも、ことばの発達には本当に幅があります。
早く話し始める子もいれば、じっくり言葉をためてから話し出す子も。
「うちの子はまだ…」と不安になるよりも、
「聞いてもらえる安心感」「受け止めてもらえる喜び」を日々重ねていくことが、
いちばんのサポートになります。
言葉の発達には個人差が大きい
私の子育て中、息子は2歳を過ぎても、何を見ても『ごっご・・・』。ほとんど言葉が出なかったんです。でもある日突然、ペラペラと話し出してびっくりしたのを覚えています。
👉 これ、よくあることです。
だから「まだ話さないから心配…」と焦る必要はありません。
ただし、
- 呼びかけても反応が薄い
- 身振りや表情でのやりとりも少ない
こういう場合は、発達相談につなげて早めにサポートすることが大事。
おわりに
子どものことばは、心とともに育ちます。
泣くこと、うなずくこと、指をさすこと――
そのすべてが、「伝えたい」という気持ちの表れ。
あたたかく見守りながら、言葉が生まれる瞬間を一緒に喜んでいきたいですね。

「話せるようになった!」という喜びは、子ども自身の自信につながります
📖参考文献:よくわかる発達心理学 渡辺弥生 (ナツメ社)


コメント