こんにちは、シロロです。
今日は「子どもの脳の土台づくり」について。
教育学者で小児科医の成田奈緒子先生も伝えている大切なテーマです。
結論から言うと、
👉 5歳までに“生きるための脳”をしっかり育てると、後で困らない!
これが今回のポイントです。
生きるための脳って何?
“生きるための脳”とは、
- 食べる
- 眠る
- 体を動かす
こうした人間の基本的な生命活動を支える「脳の土台」です。
この土台がしっかりできていると、その上に
- 感情や思考をつかさどる「人間らしさの脳」
- 人との関わりを支える「社会の脳」
がスムーズに積み上がっていきます。
逆に、この土台が弱いと、あとから「落ち着かない」「集中できない」「感情コントロールが難しい」といった困りごとにつながりやすくなります。
なぜ5歳までが大事なのか?
脳の基礎は 就学前の5歳頃までに急速に発達 します。
この時期に
- 食べる
- 遊ぶ
- 寝る
を毎日くり返すことで、体と心を支える大切な神経回路がどんどん作られていきます。
要は「当たり前の生活習慣」が、実は一番の“脳育て”なんですね。
生きるための脳を育てる生活習慣5選
✅ 朝は太陽の光で起きる
→ 体内時計をリセット。自然な生活リズムがつくれる。
✅ 体を使ってあそぶ
→ 走る・跳ぶ・登る。全身を動かして脳に刺激を送る。
✅ 喜怒哀楽を表現する
→ 笑ったり泣いたり怒ったり。感情を出すことで心が育つ。
✅ しっかり食べる
→ 栄養はエネルギーの源。体と脳を動かす燃料。
✅ 夜は暗くして眠る
→ 質のいい睡眠で脳を回復。次の日の元気につながる。
シンプルだけど、超大事。
園で見える「生きるための脳」の育ち
例えば砂場あそび。
裸足で砂に入って、大きな山をつくろう!と夢中になる。
水を流して「川になった!」と大歓声。
ときには取り合いで泣くこともある。
こうした一つひとつの経験が、まさに“生きるための脳”を刺激している瞬間なんです。
その土台があるからこそ、感情や社会性がスムーズに育っていきます。
親の笑顔が子どもの安心につながる
忘れてはいけないのがココ。
👉 親の健康・笑顔は、子どもの安心そのもの。
- 親が疲れてイライラしていると、子どもも不安定に。
- 親が楽しそうにしていると、子どもも自然と元気になる。
園にお迎えに来たお母さんたちが、
「今日はランチ行ってきたの!」と笑顔で話している姿を見ると、こちらまでホッとします。
親が元気でいること、それ自体が子どもにとっての最高の環境です。
まとめ:特別なことより「基本」と「笑顔」
✔️ 朝日を浴びて起きる
✔️ しっかり遊ぶ
✔️ 食べる・寝る
✔️ 親が笑顔でいる
この積み重ねこそが、子どもの未来につながる一番の力。
特別な教育や習い事よりも、まずは 「基本の生活」+「親の笑顔」 を大切にしましょう。
“生きるための脳”が頑丈に育っていれば、勉強も人生も自然といい方向に進んでいきます。
子どもが幸せに生きていくために、親も子も一緒に元気で笑顔の毎日を重ねていきたいですね。
コメント